Piece of cake

アーティスト・乾シンイチロウの手によって描かれた画布を、ランダムに裁断して引き合わせた作品《Piece of cake》。
切り分けられ抽象化した断片を再構築し、一つとして同じ柄の存在しない再現不可能な一着に仕立てました。

乾シンイチロウ × 偶然性

大きな布にひたすら絵を描いていく作品《The mad assorted sweets》
その成果物である画布はアーティストの意思が介入することなく、完全にランダムに裁断されます。
意味を描かれた画布は、無作為に小さく切り取られることで一つひとつが抽象的な存在へと変化していく。
この過程にこそ、予測不可能の面白さがあると考えています。

その切り分けられた断片を引き合わせて制作されたのが、《Piece of cake》
一つとして同じ柄は存在し得ず、すべてが《The mad assorted sweets》の一部でありながら、そこから独立した新たな存在として成立した一着。
アートと衣服の共生に繋ぐ、ひとつの究極の形を提示します。

マスク画像

Piece of cakes